0歳から始める双子パパの育児日記

幸せいっぱいのドタバタな日々を日記にしています。プレパパママさん向け、子育て親さん向けの記事も書いています^^ 幸せになるヒントを見つけてもらえるように楽しく頑張ります!

男の子が弾きたいかっこいいクラシックピアノ名曲5選【ショパン】

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何となくピアノを習っているけど、イマイチ練習する気が起きないなぁ。。

男の子にピアノをさせたいけど、興味を持ってくれるか分からない。どうしよう。ぴえん。。

痺れるくらいかっこいい曲に出会うことが、男の子には重要です!

 

男の子がピアノを弾けると、それだけでもかっこいいですよね!そんな中でも特に「かっこよく聞こえる曲」を弾きこなせれば、それこそかっこよさ倍増だと思いませんか?
また、これらの曲は、知っているだけでも、男の子にとって、非常に重要な意味があります。

ピアノ未経験者→かっこいい!弾きたい!ピアノやってみよう!となる
ピアノ初心者→かっこいい!弾きたい!練習頑張ろう!のモチベアップ
実際、6歳でピアノを始めた僕は、8歳でかっこいい曲に出会い、それを弾きたい!という気持ちから、20年以上、継続してピアノと触れ合うことが出来ており、今では唯一の特技になっています。今回の記事では、20年以上、色々な曲に触れてきた僕が、「男の子が弾けるとかっこいい!」と思える5曲を難易度順に紹介していきます。作曲家としては、華やかな有名曲が多いショパン(Chopin)を選んでいます(簡単な曲ではありません)。息子さんにピアノを始めさせたいパパママは、是非、youtube等で楽曲を調べてみてくださいね。
 
この記事から学べる事

Level1:《軍隊》ポロネーズ第3番イ長調 作品40-1

かっこよさを決める基準の中には、「力強さと華やかさ」があり、それにぴったりの有名曲がこの「軍隊ポロネーズ」です。ファンファーレとともに、大通りを軍隊が足並み揃えて行進する姿が目に浮かびます。ポロネーズに特有の勇ましいリズムを感じながら、華やかに連続する和音を組み合わせることで、盛り上がること間違いなし。細かく早い手の動きも少ないので、ミスが起きにくく、人前で緊張した場合でも比較的弾きやすい曲だと思います。

Level2:《幻想即興曲》即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作 作品66

ショパンの数ある名曲の中でも、3の革命と共に、トップクラスの有名曲です。フィギアスケートの荒川静香さんや浅田真央さんが使った曲としてもよく知られています。これを弾きこなせれば、まず間違いなくかっこいいです。出だしからいきなり、「右手で8音弾く間に左手で6音弾く」という高難度のメロディが始まるので、しょっぱなから、聴衆の心を鷲掴みに出来ます。中間部分には心癒されるメロディラインが入っているため、緩急をつけた演奏により、飽きる暇すら与えられません♪

Level3:《革命》練習曲ハ短調 作品10-12

チョコレートのCMらでも使われた「革命のエチュード」。エチュードって、練習曲という意味だということはご存じでしたか?こんなかっちょいい曲ですが、ショパンはただの練習曲として作曲しているんです。凄いですよねー( ..)φその名の通り、左手の練習にはもってこいの曲です。1音1音を粒立てて、ごまかさず丁寧に弾く事。それがこの曲をよりかっこよく弾くための秘訣です。また、左手に注目が行きがちですが、右手のメロディで全体の締まり具合が決まります。強引に鍵盤をたたくのではなく、脱力された腕の重みを上手く鍵盤に乗せるイメージで弾くことが大切です(*^^*)

Level4:《英雄》ポロネーズ第6番変イ長調 作品53

木村拓哉さん主演の「ロングバケーション」でも用いられている曲です。メインメロディラインは、《軍隊》を越える重厚感があり、聴く人の心を捉えて離しません。ただ、この曲、半端ない難所が中盤に待ち構えています。それが、左手のオクターブスタッカートの高速演奏です。パターンの異なるオクターブを一定のリズムで弾き続けるのですが、左手の疲労感が半端ないです。完全脱力はもちろん必要ですが、それであっても、オクターブの手を広げ続けるのは大変です。しかも、右手を見て弾く場面も多く、左手の高速オクターブは、ほぼノンルックで弾くことになります。僕はこれを体得するために、1ヵ月以上ここだけを毎日繰り返し練習しました。これを弾けることが、この曲の最も重要なことだと思います。演奏後は、メインメロディよりも、左手がすごかった!と言ってくれることも多かったです。

Level5:練習曲嬰ハ短調 作品10-4

最後にチョイスしたのは、呼び名は特にない、エチュードの1曲になります。あまりに難易度が高いため、コンクールの審査曲になることも多く、漫画では、「のだめカンタービレ」でのだめが予選で弾いたり、「四月は君の嘘」の中で”相座武士”が弾いたりと、ピアノ界隈では結構有名な曲です。初めてこの曲を聴いたとき、身体に稲妻が落ちるような衝撃が走りました。それくらいかっこいい曲です。たった2分程度の曲ですが、息をつく暇もありませんね。とかくいう僕も、パリっとかっこよく弾けるレベルには達していないので、日々、精進をしています。いつかかっこよく弾きたいです。

まとめ

いかがだったでしょうか。ほかにも候補はありました(バラード、木枯らし、スケルツォなど)が、ピアノを知らない人がパっと聞いたときに、かっこいいと思う曲にフォーカスした結果、5選からは除外しています。
なお、今回紹介した曲は、決して簡単な曲ではありません。また、”とりあえず譜面通りに弾ける”、というだけでは、聴いている人が「かっこいい!」となる演奏にもなりません。かっこいい曲をかっこよく弾けるようになるには、練習を継続し、テクニックを身に付けることが必須となります。ハードルは高いですが、これらの曲を、人前で、かっこよく弾けたら、、、と想像してみてください。めっちゃ気持ちいいですよ。本当に。