何となくピアノを習っているけど、イマイチ練習する気が起きないなぁ。。
男の子にピアノをさせたいけど、興味を持ってくれるか分からない。どうしよう。ぴえん。。
痺れるくらいかっこいい曲に出会うことが、男の子には重要です!
男の子がピアノを弾けると、それだけでもかっこいいですよね!そんな中でも特に「かっこよく聞こえる曲」を弾きこなせれば、それこそかっこよさ倍増だと思いませんか?
また、これらの曲は、知っているだけでも、男の子にとって、非常に重要な意味があります。
ピアノ初心者→かっこいい!弾きたい!練習頑張ろう!のモチベアップ
Level1:《軍隊》ポロネーズ第3番イ長調 作品40-1
Level2:《幻想即興曲》即興曲第4番 嬰ハ短調 遺作 作品66
Level3:《革命》練習曲ハ短調 作品10-12
チョコレートのCMらでも使われた「革命のエチュード」。エチュードって、練習曲という意味だということはご存じでしたか?こんなかっちょいい曲ですが、ショパンはただの練習曲として作曲しているんです。凄いですよねー( ..)φその名の通り、左手の練習にはもってこいの曲です。1音1音を粒立てて、ごまかさず丁寧に弾く事。それがこの曲をよりかっこよく弾くための秘訣です。また、左手に注目が行きがちですが、右手のメロディで全体の締まり具合が決まります。強引に鍵盤をたたくのではなく、脱力された腕の重みを上手く鍵盤に乗せるイメージで弾くことが大切です(*^^*)
Level4:《英雄》ポロネーズ第6番変イ長調 作品53
木村拓哉さん主演の「ロングバケーション」でも用いられている曲です。メインメロディラインは、《軍隊》を越える重厚感があり、聴く人の心を捉えて離しません。ただ、この曲、半端ない難所が中盤に待ち構えています。それが、左手のオクターブスタッカートの高速演奏です。パターンの異なるオクターブを一定のリズムで弾き続けるのですが、左手の疲労感が半端ないです。完全脱力はもちろん必要ですが、それであっても、オクターブの手を広げ続けるのは大変です。しかも、右手を見て弾く場面も多く、左手の高速オクターブは、ほぼノンルックで弾くことになります。僕はこれを体得するために、1ヵ月以上ここだけを毎日繰り返し練習しました。これを弾けることが、この曲の最も重要なことだと思います。演奏後は、メインメロディよりも、左手がすごかった!と言ってくれることも多かったです。
Level5:練習曲嬰ハ短調 作品10-4
最後にチョイスしたのは、呼び名は特にない、エチュードの1曲になります。あまりに難易度が高いため、コンクールの審査曲になることも多く、漫画では、「のだめカンタービレ」でのだめが予選で弾いたり、「四月は君の嘘」の中で”相座武士”が弾いたりと、ピアノ界隈では結構有名な曲です。初めてこの曲を聴いたとき、身体に稲妻が落ちるような衝撃が走りました。それくらいかっこいい曲です。たった2分程度の曲ですが、息をつく暇もありませんね。とかくいう僕も、パリっとかっこよく弾けるレベルには達していないので、日々、精進をしています。いつかかっこよく弾きたいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。ほかにも候補はありました(バラード、木枯らし、スケルツォなど)が、ピアノを知らない人がパっと聞いたときに、かっこいいと思う曲にフォーカスした結果、5選からは除外しています。
なお、今回紹介した曲は、決して簡単な曲ではありません。また、”とりあえず譜面通りに弾ける”、というだけでは、聴いている人が「かっこいい!」となる演奏にもなりません。かっこいい曲をかっこよく弾けるようになるには、練習を継続し、テクニックを身に付けることが必須となります。ハードルは高いですが、これらの曲を、人前で、かっこよく弾けたら、、、と想像してみてください。めっちゃ気持ちいいですよ。本当に。